2008年アニメ一覧:黄金期を彩った傑作群
アニメ史に残る傑作が続出した2008年。深夜アニメの成長期と劇場版の隆盛が交差したこの年を、季節ごとの代表作品と共に振り返ります。
冬アニメ(1月-3月)
・コードギアス 反逆のルルーシュR2
前シーズンの衝撃的結末から再び沸き起こる戦い。ルルーシュの最終決戦が視聴者に深い感動と衝撃を与えました。
・マクロスF
25年ぶりの新作TVシリーズ。ランカとシェリルの歌姫対決が話題を呼び、劇中歌CDがオリコンチャートを席巻しました。
春アニメ(4月-6月)
・とある魔術の禁書目録
鎌池和馬のライトノベルを原作にした科学と魔術の対立劇。後に外伝「とある科学の超電磁砲」シリーズを生む礎となりました。
・シゴフミ
死者からの手紙を届ける「死後文」をテーマにした群像劇。切ない物語が深い哲理を投げかけました。
夏アニメ(7月-9月)
・鋼の錬金術師
劇場版公開を控えた特別編。原作完結前の独自解釈で物語を再構築し、新たな視点を提示しました。
・夏目友人帳
優しい世界観と儚い妖怪物語が特徴的な本作は、以降10年以上続く長寿シリーズの記念すべき第1期です。
秋アニメ(10月-12月)
・CLANNAD 〜AFTER STORY〜
Key作品の金字塔となる感動巨編。家族の絆を描いた物語は、今なお「泣けるアニメ」の代名詞として語り継がれています。
・とらドラ!
JCスタッフによるラブコメの傑作。釘宮理恵と間島淳司の掛け合いが生んだ「タイガー&ドラゴン」コンビは伝説となりました。
2008年は深夜アニメの制作本数が100本を突破した記念すべき年。作画技術の向上とストーリーの多様化が進み、現代アニメの礎を築いた作品群が多数生まれました。気になる作品があれば、ぜひこの機会にチェックしてみてください。